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取材

寝てなければ、まだ一日は終わっていない、って野。さんが言ってた!
だから今はまだ25時、ぎりぎりセーフです。
という言い訳+責任のなすりつけから始まりました。

どうでもいいことなんですが、さっきまでバイトしてたんですが、プリキュアの300円ぐらいのフィギュアがあるじゃないですか、あれ先週入荷したんですけど、見事なくらいにキュアパインが余ってました。ほかは全部なかったのに、あれだけポツンと残ってました。次行って残ってたら、可哀想なので買ってあげようと思います。でも、きっと売り切れてるって……私、信じてる!

星蓮船ハードモードクリアしました。難関だったのは4ボスと6ボスのラストスペルだったんですけど、4ボスのは幻想風靡みたいな感じで苦手なんですが、6ボスのはもうさっぱりわけわかんなくて、気合い避けするしかない状況になっちゃって色々と苦労してました。
よーしルナティッククリアしちゃうぞーとか、息まいて2面でゲームオーバーしちゃったのは内緒です。
とりあえずナズーリンが可愛いこと可愛いこと、あと聖さんが聖人過ぎて、キャーカッコイーと思わず言ってしまいます。ちょくちょく星蓮船のお話も書いていきたいです。

あと、最近は色々と野。さんや群雲さんの同人活動にちょろちょろさせて頂いてます。
とりあえず、進展があればお二人のHPで何らかの報告があると思います。
今回は基本的に自分で何か作品を出す、ということはないんですが、その分誰かの役に立つことを目標にして頑張っていきます。特に野。さんには常日頃からお世話になっているので、今回は少しでも恩返しできたらなぁ、と思います。ただし群雲、テメーは駄目だ!

なんだかんだで、久々の東方SSです。微もみあやです。若干オリキャラが出てますが、あんまり話に絡むほどではないのです。おそらく鹿山さんみたいな性格になっちゃってますが、気にしない気にしない。実際の自分はもっと穏やかだと思います。たぶん。あと、全然甘くないです。でも苦くもないです。つまり温いです。
では続きからどうぞ。




「……取材……ですか?」
「そうなの……上からの命令で……哨戒天狗を特集した会報みたいなものを作れって……」

朝、妖怪の山の哨戒天狗たちの休憩場に突然現れた文は、現れるや否や椛に頼み事をしてきた。

「……それで、どうして自分を?」
「一番身近で頼みやすいから……ダメ?」

困ったような表情に加え、椛よりも背が低い文は必然的に上目遣いにならざるを得ず、思わず攻撃を受けてしまった椛ではあった。
が、元来そのようなことを得意とする性格ではない椛としては首を縦に振ることができない。

「正直……気乗りしませんね……そもそも、自分がそう言うこと苦手だってこと文様だって知っているでしょう?」
「そう……無理強いはしないけど、できれば椛が良かったわ……」

落ち込んだような顔の文に、ぐっと心を揺さぶられる椛だが、やはり取材は嫌である、特に文の取材を受けるとなると少々、自分の様々な尊厳的なものを守る切れるような気がしないのもまた事実。
出来る限り申し訳なさそうな顔で椛は言った。

「すいません、柄ではないので他を当たっていただけますか?」
「うーん……椛がそこまで言うのなら仕方ないわね……うん、わかった、別の人に頼んでみる」
「お役に立てず、申し訳ありませんでした」
「椛が気に病む必要はないわよ、私が勝手にお願いしたんだから…」

そう言って文は、すぐ近くにいた別の白狼天狗に話しかける。
その様子を見ていた椛は、文から距離を取るとこっそりと小さくため息をついた。
そんなあまりにも暗い表情の椛を見かねた同僚は、思わず彼女に声を掛けたのだった。

「ちょっと椛……なんで断ったのよ。あの射命丸様から直々のお願いなんだよ!?」
「いや、別に私じゃなくても問題ないだろう?」
「またそんなこと言って……まあ私は親切で優しいから教えてあげるけど」
「……誰が親切で優しいんだ? あと、何を?」
「前半無視して言うけど、今、射命丸様と話してる娘……要注意よ!」
「要……注意? どう言うことだ?」
「鈍いわねぇ……ほら、あれを見なさい」

言われた通り、文と話している白狼天狗を見る。

「―――――という訳で、取材に協力していただけませんか?」
「ほ……本当に私なんかで良いんですか!?」
「ええ、貴女ならきっと素晴らしい記事になります。私が保証しますよ!」
「そんな……もったいないお言葉です」

話している内容は特に問題になるようなものではない。
問題はむしろ、文と話している少女だ。
文の視線を受けてプルプルと震えながらも、必死に返答する姿、潤んだ瞳、赤らむ頬、その姿はまさに、

「……ね? どう見ても恋する乙女よね?」
「……はははは、そんなまさかまさか」
「椛さん……目が笑っていません、というか怖―――」
「何か言ったか?」
「イエ…ナニモ……」

思わず視線を逸らす同僚であったが、彼女の信条でもあり、亡くなったような感じの祖父との約束でもある、現実から目を背けてはいけない、という言葉が彼女を奮い立たせる、なお彼女の祖父は今日もまた元気に過ごしている。

「とりあえず椛さん、一先ず落ち着いて頂けませんでしょうか?」
「……私は全然落ち着いているけど、どうしたんだ?」
「うん、虚偽報告は無視するとして、一応付き合い長いから言ってあげるけど、このままのんびりしてたら……射命丸様取られちゃうよ?」
「―――――っ!? べ、別に私にそんな気は……」
「いやいや、椛のことを見てたら大体のことは分かるよ……何で告白しないの? ヘタレだからなの? 死ぬの?」
「なっ!? おまっ! こんな所で!」
「大丈夫だって、聞こえてないから」

ちらりと文たちを窺うが、どうやらまだ話し合いが続いているようだ。
とはいったものの、椛としてはこれはこれで気が気ではないのだが。
とりあえず先にこちらを終わらせよう、と観念した様子で椛は、同僚に耳打ちするような形で話しだした。

「……実は、それらしいことは何度も言っているんだ」
「へー、ヘタレな椛にしては珍しいねー、で?」
「うるさい、それでまぁ、なんと言うか、あの方はその……少々奥手というべきか、鈍感というべきか……」
「なるほど、ヘタレな椛さんの婉曲表現が通じていないということねー……とりあえず、椛に鈍感とか言われるなんてよっぽどみたいね」
「あぁ……だから別に私が告白してないという訳でもないんだ、そこら辺は勘違いしないでほしい」
「通じていない告白は、無効だと私は思ったが、友人の為にそっと心の中に閉まっておくのであった」
「声に出てるだろ!」
「まあまあ……とりあえず椛が下手なアプローチしかできていないからそんなことになっている、っていうことがわかったわ」
「……ハッキリと言うんだな」
「事実を述べただけですよっと……それじゃあ正直に答えてくれた椛さんには素敵なご褒美を差し上げます」
「……ご褒美? ……私の残業をプレゼント、とかだったら謹んで辞退するけど」
「まぁ見てなさい……」

そう言って文たちに近づく同僚。
言われた通り椛はその場で行く末を見守ることにした。
そして、同僚は話し合っている文たちの間に入ると、文の方を向いて、

「申し訳ございません射命丸様、この娘は本日、私と一緒に哨戒の仕事が入っているので誠に申し訳ございませんが、別の方に取材を依頼していただくことはできませんでしょうか。あ、そう言えば、先ほど犬走の手が空いたという話を聞きましたので、彼女を頼ってみてはどうでしょうか。おそらく先ほど彼女が断ったのはその仕事の所為ですので、今なら問題はないと思われます、それでは」

同僚はそこまで捲し立て、何が起こっているのか理解できていない少女の襟元を掴んで一瞬のうちにその場を立ち去った。
残された文と椛はただただ呆気にとられるばかり。
ややあって先に我に返った文は、少し離れて様子を窺っていた椛に近づいて尋ねた。

「……あの方、すごいわね」
「……そうですね」
「……それで、彼女は椛を推薦していったみたいだけど、お願いできる?」

ここでようやく椛は、彼女のご褒美というものに気がついた。
せっかくのお節介、受けなければ彼女にも文句を言われるであろう、そう考えた椛は笑みを浮かべて、首を縦に振った。

「……はい、自分でよろしければ、是非」
「それじゃあ、さっそくだけど、取材させてもらいますよ椛さん」
「……お手柔らかにお願いします」

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鹿山アトリ

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