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Angel Beats! 4話その後(妄想)

ツイッター便利すぎて、このブログの存在を忘れていたという事実はありません。本当です。
色々と新しいことが増えたので、生活が忙しかった。そう思って下さい。嘘じゃないです。半分位。

と、どうでもよい挨拶はさておき、最近はAngel Beats!なるものにハマってしまいまして、ついついSS書いちゃったよー、と本当にどうでもよい報告です。
ユイにゃん可愛すぎるにゃん。
え…東方? ……が、がんばります。

それでは、興味を持たれた方は、続きより、「Angel Beats!」 日向×ユイ話をどうぞ。
あ、すごい妄想なので、お気をつけ下さい。
暑く、指すような日差しの下。
俺は屋上で横になりながら、流れる雲を見ていた。
……いや、本当は見ていたのかどうかわからない。ただ眺めていたという表現の方が正しいかもしれない。
授業も、SSSの活動もサボっている俺が今考えていることは、ただ一つ。
先日の球技大会の一件であった。
新入り――――音無はこういった、「お前……消えるのか?」、と。
そんなハズはないとあの時は笑って否定してやったが、実際あの場面が訪れた時、確かに俺は言いようの無い満足を感じていたのかもしれない。
この間消えた岩沢も同じだったんだろうか、アイツは満足しちまったんだろうか……
今でも、消えなかったことが本当によかったのかなんて分からない。
全てが終わって、何だかほっとしたような様子の音無の顔を見ると、消えなくても良かったと思えるが、それでもあの時の再現をしてしまったという意味では、少々後悔がな

いわけでもない。

だいたい、これも全部あのバカのせいだ。

俺の周囲をかき乱し、果ては俺を殺した原因を再現してくれる素晴らしい後輩――――ユイとか言っただろうか。
アイツを見てると、無性に腹が立つ。バカでウザくて無神経で、とにかく俺の琴線に触れる行為ばかりしてくる後輩。
しかしアイツは、自分でも気づいていないだろうが、俺を助けた。
何度死んでも大丈夫なこの世界。一度消えてしまったらおしまいなこの世界。前者で助けられてもあまり何も思わないが、後者は話が別だ。
俺だって鬼じゃない、助けてもらった恩ぐらい感じているからこそ、お礼は言うべき、そう考えているわけだが……

……アイツに言ったところで、絶対に調子に乗るに決まってる。

どうしたものか……、と寝返りを打つように頭を横にする。
すると、突然目の前が暗くなり、次の瞬間、激しい衝撃と痛みが頭部に襲いかかった。

「いッてええェェェ――――ッ!?」

激痛に悶絶し、その場を転げまわる。
しっかりと体重の乗った一撃は、危うく俺の意識を刈り取りかけたが、既の所で何とか持ち堪える。
こんなことをしでかす輩は俺の知る限り、ただ一人。
痛む頭、震える身体を何とか抑えて立ち上がると、こんなことをした張本人に向かって言った。

「……このバカ野郎が。何しにここに来やがった……」
「フッフッフ、なんでも先輩が球技大会で負けたから落ち込んでるって聞いて、あたしが励ましに来てあげたわけです」
「お前の中での励ましは、落ち込ん出る人間に向かって攻撃することを指すのか……?」
「ウフフフ……、照れなくてもいいんですよセンパーイ。本当はこのユイにゃんに構ってもらえてうれしいくせにー」
「……お前今なんつった?」
「ん? 聞こえませんでしたか、それではもう一回、ユイにゃ――――」
「そういうのがムカツクって前に言ったばかりだろうが――――ッ!」
「ギブギブギブ――――ッ!! おち、落ちる――――!!」

綺麗な卍固めが極った。
いやはや、惚れ惚れするほどの出来だな……俺には技をかける才能が、こいつには技をかけられる才能があるんじゃないか――――ってそうじゃねぇだろ!
流れでそこまでやってしまったが、本来の目的はこいつに感謝を伝えることであって、こいつに技をかけることじゃない。
慌てて力を緩めて身体を放す。
よほど上手く極っていたのか、荒い息を繰り返し、涙目になりつつこちらに向くと恨みがましく言い放った。

「…ゲホッ……ッ…あ、後で殺す……」
「す、すまん。何かイラッとした」
「そんな理由で、カワイイ後輩に関節技極める先輩がいるかーッ!」
「いや、そもそもお前が俺を蹴らなければ全く問題なかったんだが……」
「いやいや、あたしも色々考えてですね、音無先輩や松下先輩に相談したんですよ」
「音無と……松下に?」
「はい! 先に音無先輩に聞いたんですが、そういうことはマブダチの松下先輩に聞け、とのことだったので松下先輩にアドバイスを頂きましたッ!」
「……アイツまだそのネタで俺をいじるつもりかよッ……!」
「それで、そのマブダチさんから頂いたアドバイスで……ジャーン!」
「……は?」

差し出されたのは肉うどん、ってか何処にもってた?
訳が分からない、と疑問たっぷりの顔でユイを見ると、そいつは得意げな顔を返してきた。

「松下先輩が、どんな時でも肉うどんがあれば元気が出るって言ってたので、参考にしてみましたー!」
「……参考っていうかそのまんまじゃねーか」
「どうです、元気でましたか先輩?」

上目遣いに伺う後輩。
なんだかんだ言って、こいつは俺を心配してくれてたんだな……
意地張っててもしょうがねぇ……

「……ありがとよ」
「あれ? 何か言いましたか?」
「だから……その、心配してくれてありがとよ、って言ったんだよ」

一瞬目を丸くして、しかし、すぐに笑みを浮かべると

「なんか……気持ち悪いですよーセ・ン・パ・イ」

考えるより先に身体が動いていた。
自己最速で卍固めを極めると、後はもうこいつを絞め落とすことしか考えなかった。





「……ったく、人がせっかく感謝してやってるのに、こいつは」

泡を吹いて気絶しているユイを見て、思わずため息が漏れるが気にしない。
先程までブルーだった気分が、打って変わって晴れ晴れとしたものだ。
本人は自覚していないだろうが、こいつと馬鹿やってる時が一番何も考えなくて済むのだ。
あれこれ悩んでしまう今の俺にとって、これ以上有り難い励まし方はない。
とりあえずこいつが目を覚ますまで待って、目が覚めたらまた馬鹿騒ぎを始めよう。


今はただ、ユイが目を覚ますのが何よりも待ち遠しかった。




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